新座市公民館・コミュニティセンター等社会教育施設の有料化に関する 陳　　情　　書 陳情理由   新座市は、長年、社会教育の振興と生涯学習活動について、市民の期待に応え、２０００年には生涯学習都市を宣言しています。また、新座市は「元気が出るまちづくり」を推進していますが、その一翼を担っているのが公民館における市民の活動であると思います。 そのため、新座市の公民館・コミュニティセンターの社会教育施設が、地域に根ざした市民の学習・芸術文化・スポーツ・レクリエーション等の活動を活発化し、まちづくりと市民生活を豊かにし、生きがいの場となってきました。また、高齢社会に向かって、地域の公民館の存在意義がますます高まっています。 利用者は公民館職員の学習支援を受け、豊かな学習活動を行ってきました。その活動を継続的に行い、学習を深めることを可能にしたのには、社会教育施設の使用料が「原則無料」であることが大きく貢献している、と私たちは確信しております。 さて、新座市は財政窮迫による一律見直しを理由に、公共施設も効率的運営を図るため、受益者負担の有料化を３月議会で議決しました。 私たちはこの有料化が、県下で有数の公民館活動を誇ってきた新座市の生涯学習を後退させるのではないかと憂慮しています。 現実に、これまで地道な活動を続けてきた少人数のグループは、使用料を払うことが困難で存続が危ぶまれていますし、また社会教育団体としての登録申請書類の手続きは、団体の自主的活動への干渉と受け止められます。 以上のことから、私たちは、このたびの公民館・コミュニティセンターの有料化に関し、以下の事項を陳情いたします。   陳情事項   １．公民館・コミュニティセンターの使用料は、従来どおり「原則無料」としてください。 ２．この問題を検討するため、教育委員会、有識者、市民（利用者）の三者による検討委員会を発足させてください。 ３．そのため、７月から実施する有料化は中止してください。   平成１７年５月２６日 陳情代表者 新見美枝子　(だちょうの会) 梅田　充子　(赤いりんご朗読会) 武井　英子　(特定非営利法人ふくしネットにいざ) 田中眞由美　(現代詩「しずく」) 加藤久仁子　(新座働く女性の会) 松本　良一　(新座の自然とくらしを守る市民の会) 黒須さち子　(はんさむウーマンネットワーク) 堀　　町子　(クリエイティブ・ワークショップ実行委員会　) 竹森　絹子　(新座母親連絡会) 小松とし子　(生命の応援団) 広瀬ミサ子　(自分さがしの会) 山根　博子  (女性セミナー懇談会) 山本のり子　(新日本婦人の会新座支部) 海野　裕子  (新座おやこ劇場) 遠藤　珠子 （新座おやこ劇場） 斉藤はつえ  (自立を考える「障害者」の会） 成田　秀子 （ギターグループ カノン） 馬場　敏美　(手づくり絵本の会 赤いくつ) 荒堀　貞子　(憲法を読む会inにいざ) 石川　千枝　(野菊会) 岡田嘉代子  (ボールルームダンス・日曜会) 小暮　弘道　(英会話「トゥギャザー」)　 　　　　　　　　　　(順不同) 陳　情　団　体   てのひらコーラス ギターグループ カノン 現代詩「しずく」 女性セミナー懇談会 絵画グループ 樹 自分さがしの会 スペイン語第一 新座の自然とくらしを守る市民の会 新座働く女性の会 特定非営利法人ふくしネットにいざ 新座はんさむウーマンネットワーク 銅版画パペル 読みきかせ ハメルンの笛 新座おやこ劇場 リブロス（手製本） 大地の会 新座市民主教育を進める会 大和田囲碁同好会 生命の応援団 憲法を読む会inにいざ 赤いりんご朗読会 だちょうの会 混声‘88　(コーラス) グルス(朗読会) 新日本婦人の会新座支部　　　　　　　 光明クラブリズム体操 ジャズダンス同好会Ｂ 新座母親連絡会 性と子育てを考える会 ブルーベリー（手作りパン） ペン習字の会 女声コーラスゆずり葉 クリエイティブ・ワークショップ実行委員会 ビーズサークル クリスタル ふたみの会 アジアの留学生・就学生と交流する会自立を考える「障害者」の会　 朗読の会 ひびき　 朗読の会 みのり 特定非営利活動法人 暮らしネット・えん 遊の会 新座シュタイナー学習会 親子サークル つくしんぼ キッズ・アートサークル ポワールの会 英会話「トゥギャザー」 フォークダンス「すみれ」 むさしの籐の会 野菊会 メープル英会話 フォークダンス「ポピー」 ボールルームダンス・日曜会 (順不同) 新座市議会議長　 三村　邦夫　様

新座市公民館・コミュニティセンター等社会教育施設の有料化に関する 陳　　情　　書 陳情理由 私たちは、平成17年の６月議会と、平成18年３月議会に「新座市公民館・コミュニティセンター等社会教育施設の有料化に関する陳情書」を提出し、公民館等の使用料を従来の「原則無料」に戻すよう陳情しましたが、不採択となりました。 市は財政難を理由に、公的な社会教育施設である公民館を“受益者負担”に切り替え、「原則有料」としました。 私たちは有料化から半年後、公民館利用者団体にアンケート調査を行いましたが、回答の多くは「原則無料」に戻すよう要望していることが分かりました。 このアンケート結果にもとづき、「市民の学ぶ権利と地域をつくる学習」を保障すべき新座市の公民館等社会教育施設を、原則無料に戻すように陳情しましたが、「趣旨は分かるが、財政難の解消が先決」「有料化実施から半年しか経過していない」などを理由に否決されました。 そこで、有料化から１年７カ月経過したこの１月、再び利用者団体にアンケート調査を実施したところ、有料化により活動が阻害されている団体が多く、82%の団体(前回74%)が、「原則無料」に戻すよう要望していることが分かりました（別紙資料「公民館に関するアンケート07」参照）。 以上のことから、私たちは、公民館･コミュニティセンター等の有料化に関し、以下の事項を陳情いたします。 平成１９年２月1９日   陳情事項   １．「市民の学ぶ権利と地域をつくる学習」を保障するため、公民館等の社会教育施設の使用料を「原則無料」に戻してください。 ２．財政難を理由にした社会教育施設の有料化は、市が推奨する“元気が出るまちづくり”のための市民の活動の場を狭め、市民の元気をそこない、結果として市財政の損失につながります。従って「原則無料」に戻してください。